ウインナーのトルエン、包装フィルム原因 伊藤ハム発表
伊藤ハム東京工場(千葉県柏市)で製造されたウインナー「CO・OP あらびきポークウインナー 109グラム」の一部から劇物のトルエンが検出された問題で、伊藤ハムは31日、大日本印刷(東京都新宿区)から納品された包装材(フィルム)の製造不備で、トルエンを含む多量の接着剤が包装材内側に付着したことが原因だった、と発表した。
大日本印刷が、伊藤ハムに納入した未使用の包装材を調べたところ、一部から高濃度のトルエンを含む接着剤が検出されたという。
両社の説明によると、この包装材は10月14日に大日本印刷傘下のDNPテクノパック狭山工場(埼玉県狭山市)で製造された。複数のフィルムを張り合わせるために接着剤をつける工程で、トラブルの影響で包装材の端に接着剤が過剰に付着してしまった。このため、乾燥が不十分になり、トルエン成分が残ったまま出荷されたとみられる。
出荷前の製品検査では、包装材中央で接着剤の残留量を測っているため、すり抜けてしまった。この包装材は問題の商品以外には使われていないという。
大日本印刷広報室は「多くの方にご迷惑をかけたことを深くおわびする。再発防止策を検討する」としている。
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