◇新大生14人ら被害受ける 県警、容疑で捜査
信用調査会社の社員をかたる男女に「アルバイト料を支払う」と勧められて消費者金融の会員カードを作り、無断で現金の借り入れをされる被害が相次いでいる。県警には新潟大学の学生だけでも14人から相談が寄せられており、詐欺事件として捜査を始めた。県消費生活センターは「名義人が債務を負うことになる。責任を自覚して」と注意を呼びかけている。
県警などによると、見覚えのない借金の督促状が届いて被害に気付いたといい、相談は今月に入り相次いだ。
大学生らは消費者金融の会員カードを作って、新潟市中央区にあった事務所に持参。借入限度額の1割にあたる数万円を「バイト料」として受け取っていた。「社員」はカードを1時間ほど預かった後、「必ず解約する」と言って安心させ、目の前でカードをはさみで切ってみせたこともあったという。
11月ごろ、カードを作って金を受け取った大学生らが、友人などに「いいアルバイトがある」と紹介して被害が広がったとみられる。1件の被害額は借入限度額の数十万円で、中には複数枚を作成し、150万円をだまし取られたケースもあった。
県警によると、事務所があったビルの一室は既に空室。大学生らは事務所には男女3人がいたと話しているといい、行方を追っている。
新潟大では今月4日、全学生にメールで注意を呼びかけた。同大広報室は「被害に遭っただけでなく、手数料をもらって紹介した学生もいたと聞いており、大変遺憾。学生には社会常識をもって行動してほしい」と話している。【塚本恒】
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091217ddlk15040195000c.html-毎日jp

