通学路の見守りなどを行う全国の防犯ボランティア団体は、2009年末時点で前年比5.5%増の4万2762団体、参加者は5.1%増の262万9278人だったことが11日、警察庁のまとめで分かった。いずれも統計を取り始めた03年末以降6年連続で増加し、最多となった。
1カ月の平均活動日数は、20日以上の団体が40%を占め、10日以上も含めると49%に上った。5年前は10日未満が84%を占めており、活動が活発化している。同庁は「活動で治安が良くなる効果を実感し、意欲が高まるという好循環が生まれているのでは」とみている。
石川県では津幡、金沢中、金沢西の3警察署管内で中学・高校生の4団体が自転車の鍵掛けを呼び掛け、駐輪場の清掃などを行ったところ、管内の自転車盗難が2割減少。岡山県笠岡市の団体も犯罪が多発していた地区を重点に、毎週土曜の深夜にパトロールした結果、地域の刑法犯認知件数が約3割減った。
兵庫県小野市の団体は昨年7月にパトロール中、警察から聞いた痴漢事件の犯人の特徴によく似た男を発見。男は容疑者として逮捕された。
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