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▽▲土壌に長期間残留する農薬のお話▽▲

 新潟県では、県内に流通している農産物や加工食品の残留農薬について、毎年270検体程度検査しており、まれに基準を超える量の農薬が含まれている食品が見つかることがあります。
 先月も県外産のじゃがいもから、検出されてはならないディルドリンという農薬成分が0.006ppm(1tの中に6mg含まれる濃度)検出され、公表したところです。ただし検出された量はごく微量であり、例えば体重50kgの人がこのじゃがいもを毎日800g一生涯食べ続けても健康に影響はないと考え
られる量でした。

 このディルドリンという農薬成分は1975年に使用が禁止されており、現在は流通していません。生産地の自治体は、今回の原因として、過去に使用されたディルドリンが土壌に残留していて、じゃがいもが吸収したのではないかと考えています。
 30年以上も昔に使われた農薬が土壌に残留していると聞くと驚かれるかもしれませんが、ディルドリンは土壌での残留性が高いことが知られており、95%消失するのに5~25年かかるという実験報告もあります。
 なお、このディルドリンの基準ですが、じゃがいもでは「検出されてはならない」と決められていますが、にんじんやかぼちゃについては0.1ppmまで残留が認められています。
 農産物の種類によってなぜ基準が異なるのか不思議に思われるかもしれませんが、これは農産物によって食べる量や生産方法が違う等の理由によるものです。

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2010年09月09日 18:48に投稿されたエントリーのページです。

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